この日は仙台に帰る日だ。
私は上野16:00発のスーパーひたち39号に乗ることにした。
お昼頃高田馬場にて切符を購入する。
秋葉原でお土産やら鉄道模型を購入した後、上野駅へと向かった。
15:20頃上野到着。
とりあえず常磐線特急ホームに行ってみる。
ホームへ向かう途中気がかりな放送を耳にする。
「常磐線は神立~高浜間で起きました人身事故の影響で運転を見合わせております。取手までは快速線が運行しておりますのでそちらをご利用ください。お客様には大変ご迷惑をおかけしております」
ちょっと待て。
ということは…
私は確認しに行ってみる。
常磐線特急ホームである16番線には15:30発のフレッシュひたち37号が発車の時を待っていた。
私は改札前にホワイトボードがあることに気づく。
そこには人身事故のため運転抑止のことが書かれていた。
そのとき駅員の話では再開は15:45くらいだと言っていた。
そのくらいならSひたちもそんなに遅れないだろう、そう思っていた。
だがそのとき土浦付近にいたそうで到着までは30分ほどかかるとのこと。
まぁ仕方ないと思い待つことにする。
再開予定時刻を過ぎてもいまだにFひたちの発車時刻が決まっていない。
JRで再開予定時刻どおりになることは少ないので特に気にしない。
本屋で時間を潰しSひたちを待つ。先のFひたちは16:15ごろ出るらしいことが決まった。またSひたちは16:30ごろ入線17:00発予定とのことなので16:20にはホームにいることにする。
16:35、Sひたち入線。
車内清掃を行ったあと開放、中に入る。
所定の席に座り出発時間を待つ。
16:58放送が入る。
「お客様にお知らせします。先ほど土浦付近にて車両故障が発生した模様です。常磐線はこのため上下線で運転を見合わせております」
・・・・・・・・・・・・・・・
乗客もざわつく。
「…マジですかorz」
そんな気分。
車内で様子を見る。車掌氏曰く「再開には大幅な時間がかかる模様」とのこと。どのみち払い戻しはまだなので車内で待つ。
すると再び車掌氏「再開は20:00以降になる模様」
客一同騒然……
次々と車内から人が消え始める。私もその一人。とりあえず家に連絡した。

メールでは伝えてあったので詳細を調べていてくれた。
どうやら貨物が故障により下り線路上で立ち往生しているらしい。
この時点で私は常磐線で帰ることをあきらめる。貨物が止まっているということは救援機の手配に時間がかかるということ。普通の電車なら先行か後続の車両が引くか押すかすればいいのだが機関車となるとそうはいかない。連結器も違うし片方には貨物をつないでいる。つまり片側からしか連結が出来ないわけだ。確かにこれでは復旧に時間がかかる。
駅員に新幹線での振り替え輸送を行っているか聞くとやってないと言われる。
さて、どうしたものか。しばらく待ったとき、小山までの新幹線振り替え輸送が行われるとの連絡。つまり水戸線水戸方面へ客を行かせるためだ。
では仙台行きはどうなる?
そう思った私は新幹線改札で聞いた。
ところがろくな言葉も返されぬままいいから通れと言われる。
まぁ結局はこの道しかないからいいのだが少し対応が悪くないかJRE。
そして来たやまびこに乗り仙台を目指す。
当然のことながら自由席は満員、立ち客も多い状況だ。小山まではこの状態が続き。そこからやっと座ることが出来た。
当初1E席を確保していたがメールにより携帯の電池がやばくなり始める。これが新白河のあたり。
化粧室のコンセントを使い郡山まで充電。郡山から先は1C席を確保し充電(E2系は1C直下、座席台座部分にコンセントがある)しながら携帯内に保存してあった映像を見ていた。
仙台駅にてSひたちと新幹線自由席特急券の差額を払い今回の旅行は終了。
疲れたが楽しい最終日であった。
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